top of page

本倉研究室では、新しい「触媒​」「触媒作用」の創出と、それに基づく「環境調和型化学反応」の開発を目指しています。

​★本倉研究室メンバーは横浜国立大学 化学EP・先端化学ユニットの所属です。 

触媒とは化学反応を制御するためのキーマテリアルであり、高性能触媒の開発は「物質生産の高効率化」・「環境にやさしい文明社会の実現」へつながります。当研究室では、金属錯体・有機分子・担体表面官能基等が触媒作用に協奏的に関与することで、反応の加速・連続反応(ワンポット合成)の実現・不活性分子あるいは不活性結合の活性化を可能とする、新しいタイプの触媒開発に取り組んでいます。

固定化触媒(固体触媒)・分子触媒(均一系触媒)の枠にとらわれることなく、従来の触媒概念を超えた新しい触媒・触媒作用を創出し、高効率ファインケミカルズ合成・多様な資源の化学品転換を実現します。

★学内・学外からの見学を随時受け付けています。ご連絡ください。
motokura-ken-xw (at) ynu.ac.jp

○固体表面における協奏的触媒作用

 複数の触媒活性点を同一表面に導入した触媒では、それら活性点の協奏効果によって触媒反応が加速されます。固体表面での触媒化学における新しいコンセプトの確立を目指しています。

東京工業大学 物質理工学院 応用化学系 本倉健研究室 固体触媒 固定化触媒

○二酸化炭素の化学変換

 高活性触媒を開発することで、二酸化炭素からの有用化合物合成に挑戦しています。

東京工業大学 物質理工学院 応用化学系 本倉健研究室 二酸化炭素 錯体触媒
東京工業大学 物質理工学院 応用化学系 本倉健研究室 CO2

○ワンポット合成へ展開

 複数の活性点で複数の反応を進行させ、目的生成物を一つの反応器(ワンポット)で合成します。中間体の単離・精製が不要になり、環境に優しいプロセスを構築できます。

東京工業大学 物質理工学院 応用化学系 本倉健研究室 触媒表面 ワンポット合成
東京工業大学 物質理工学院 応用化学系 本倉健研究室 ワンポット合成

News

2024.12
忘年会を開催しました!来年もよろしくお願いします。

2024.12
PdRuクラスター触媒によるアレーンの酸化的C‐H/C‐Hカップリングの論文が ACS Catal. にアクセプトされました!

2024.12
2024年度 高難度選択酸化反応研究会シンポジウムにて、長谷川先生と楠さんが「ポスター発表賞」を受賞しました!おめでとうございます。

2024_12_18.JPG

2024.11
第14回CSJ化学フェスタ2024にて、坂井さんが「最優秀ポスター発表賞」、田代さんが「優秀ポスター発表賞」を受賞しました!おめでとうございます。

20241220_1s.jpg

2024.9
名古屋で開催された第134回触媒討論会に参加・発表してきました!

cat202409s.jpg

2024.9
「エコテックグランプリ2024」(テックプランター)にて最優秀賞・三洋化成賞を獲得しました!
 発表タイトル:シリコン還元剤を用いるCO2の変換反応​
こちらもご覧ください
※エコテックは「地球環境と調和した持続可能な社会の実現」を目指した技術が集まる領域です。

2024.8
前期のお疲れ会を開催しました!

IMG_2353s.jpg

2024.6
RhRu酸化物クラスターによるアレーンとカルボン酸のカップリング反応の論文が J. Am. Chem. Soc にアクセプトされました!
横国大web掲載記事もご覧ください 
☆Supplementary Coverに採択されました!​⇒

image.png

2024.3
第133回触媒討論会で楠さんと谷村さんが学生ポスター発表賞
受賞しました!おめでとうございます。

prize_s.jpg

2024.3
第133回触媒討論会が横国で開催され、
B4 3名と長谷川先生が発表しました!
現地スタッフとして運営にも携わりました。
 

cs133_1.jpg
cs133_2.jpg

2024.3
固定化Pd/Cu錯体による協奏的触媒作用の論文が ACS Catalysis にアクセプトされました!

2023.11
J-POWER様のご厚意で
磯子火力発電所を見学してきました!
共同研究推進中です。
 

IMG_0629s.jpg

2023.10
第13回 CSJ化学フェスタ2023に参加し、
発表してきました!


 

DSC_0547ss.jpg
DSC_0545ss.jpg

2023.09
​北大で開催された触媒討論会に参加してきました!
5名のM2とスタッフが口頭発表してきました。

 

IMG_9164s.jpg

2023.09
​固定化環状カーボネート触媒によるヒドロシリル化反応の論文が、JACS Au に掲載されました!
 

2023.09
Pd-ゼオライト複合触媒によるアルカンとベンゼンのカップリング反応の論文が、ACS Catal. に掲載されました!
★科研費 学術変革B「表面水素工学」の研究成果です。
☆横国大からプレスリリースしました

 

2023.07
メタン脱水素カップリング反応と触媒のin-situ XAFS解析の論文が、J. Phys. Chem. C に掲載されました!
 

2023.04
新メンバーの歓迎会を開催しました。

Image0424_s.jpg

2023.04
新メンバーが加わりました!今年度もよろしくお願いいたします。
 

2023.03
4年生の卒論お疲れ様会を開催しました。

2023.03
中村さん(B4)が第131回触媒討論会でポスター賞を受賞しました!
「固体酸-担持金属触媒混合系による分岐アルカンを用いたベンゼンのアルキル化反応​」
https://catsj.jp/news/14231

2022.11
王君(卒業生)の論文がCommunications Chemistry誌にアクセプトされました!
​シリコンを還元剤にしてCO2とアミンからのホルムアミド合成に成功しました。
​オープンアクセスです↓
DOI:10.1038/s42004-022-00767-4

2023.03
第131回触媒討論会日本化学会第103春季年会
参加・発表してきました!

IMG_0154s.jpg

2022.08
福岡で行われた国際会議TOCAT9にて高畠さん(D2)ポスター賞を受賞しました!
​発表タイトル:
​"Direct alkylation of aromatics with alkanes using a catalyst mixture of solid acid zeolites and hydrotalcite supported Pd"

TOCAT_prize.jpg

2022.05
太陽光パネル製造工程で廃棄されるシリコンウエハを還元剤にして、CO2を資源化する触媒反応を開発しました:
DOI:10.1039/D1YA00077B
プレスリリースはこちら(横浜国大ウェブサイト)

2022.04
日本化学会第102春季年会にて丁さん(D3)学生講演賞を受賞しました!
発表タイトル:​ 
​"Al-doped Mesoporous Silica-supported Pd Complex Catalyst for the Tsuji-Trost Allylation"

ding_nikka.jpg

2022.04
長谷川慎吾先生(助教)と新M1が加入しました!

2022.03
孔さんの論文が Green Chemistry 誌にアクセプトされました!
​水中で機能する固定化Rh錯体触媒を開発しました。

DOI:110.1039/D1GC04577F

2022.03
ライフエンジニアリングコース修士論文発表会で中尾さんが優秀発表賞を受賞しました。
​おめでとうございます!

2021.12
第11回CSJ化学フェスタ2021にて、4名が「優秀ポスター発表賞」を受賞しました!
佐藤さん(M2)、中村さん(M2)、高畠さん(D1)、中尾さん(M2)おめでとうございます!

 

2021.12
臼井さんの論文がChem. Eur. J. 誌にアクセプトされました!
固体表面で形成される特殊なRh-I錯体によって、ヒドロシリル化とCO2環化付加を連続で進行させます。

DOI:10.1002/chem.202104001

2021.11
坂井さん(B4)が学業成績優秀(令和2年秋学期)で表彰されました!
​おめでとうございます。

2021.10
臼井さんが東工大修士課程を修了し、技術支援員として研究室に加入しました。引き続き、ご活躍を期待しています!

2021.9

ACS Catalysis に Review が公開されました。表面への固定化によって触媒作用が増幅する金属錯体触媒にこだわってまとめました。ぜひご覧ください!

ACS Catalysis, 2021, 11, 11985-12018.[Review]

DOI:10.1021/acscatal.1c03426

2021.8

高畠さん(D1)が触媒学会若手会「第41回夏の研修会」にてポスター賞を受賞しました!

おめでとうございます!!

2021.5

佐藤さん(M2)が第25回JPIJSポスターセッションにて

ポスター賞を受賞しました!

おめでとうございます!!

sato.jpg

2021.4

本倉が 横浜国立大学 大学院工学研究院 機能の創生部門 教授に着任し、研究室の拠点を横浜国大に移しました。引き続きどうぞよろしくお願いいたします。

Contact

大学院生募集

〒240-8501

横浜市保土ケ谷区常盤台79-5 化学棟

本倉 健

研究室見学を随時受け付けています。左記までご連絡ください。

Tel&FAX 045-339-4297

motokura-ken-xw (at) ynu.ac.jp

 

bottom of page