
プローブ分子による活性点間距離の観測
固体表面での協奏効果の発現には、活性点を適切な間隔で固定する必要があります。固体表面の錯体・有機分子の配置を、プローブ分子を用いて観測する手法を見出しました。 Chem. Eur. J. 2016, 22, 5113.

銅ジホスフィン錯体触媒による二酸化炭素のヒドロシリル化反応
ジホスフィン配位子をもつCuヒドリド錯体が二酸化炭素とヒドロシランの反応に極めて高い触媒活性を示すことを見出しました。TON=70000はヒドロシリル化における現段階での世界最高活性です。 Chem. Eur. J. 2013, 19, 10030. Org. Lett....